ブログ|横浜市緑区長津田で歯科・歯医者をお探しの方は長津田おおや歯科まで

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神奈川県横浜市緑区長津田みなみ台4丁目6ー1 スーパービバホーム長津田店2F

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今週のご予約はご予約がほぼ埋まっておりとりづらい状況です。急患の方は一度ご連絡ご相談いただければと思います。

2023年5月29日

おはようございます。

横浜市緑区長津田みなみ台スーパービバホーム2Fの長津田おおや歯科の院長の大屋です。

今週の予約は日曜日までほぼ埋まっておりご予約が取りづらい状況です。

直接ご来院いただいても拝見できない状況ですが、キャンセルなどがあった場合ご対応ができることもございますのでお電話でご相談いただければと思います。

よろしくお願いいたします。

長津田おおや歯科

大屋 学

日本補綴歯科学会に参加して来ました。

2023年5月21日

こんばんは。横浜市緑区長津田みなみ台のスーパービバホーム2Fの

長津田おおや歯科 院長の大屋です。

本日は不在にしましてご来院の患者さんにはご迷惑をおかけしました。

本日は日本補綴歯科学会の132回学術大会に参加させて頂きました。

私も歯学部に入るまでは補綴と言う言葉の読み方すら知りませんでした。

補綴(ほてつ)は、日本語で「欠損を補うこと」という意味です。具体的には、身体の一部の欠損や機能の喪失を補うための人工的な装置や部品を指します。補綴は、人々の身体機能や外観を改善し、日常生活や生活の質を向上させることを目的としています。歯科や整形外科など、さまざまな医療分野で補綴が使用されます。

具体的な種類として

 

  1. 義手(ぎしゅ):義手は、手の部分的または完全な欠損を補うための補綴物です。個々のニーズや機能要件に合わせてカスタマイズされ、指の動きや機能を模倣するように設計されています。
  2. 義足(ぎそく):義足は、足の一部または完全な欠損を補うための補綴物です。歩行やバランスをサポートするために設計されており、さまざまな活動やスポーツに使用することができます。
  3. 義眼(ぎがん):義眼は、失われた眼球を補うための補綴物です。義眼は外観を再現し、対称性を保ちながら自然な外見を提供します。
  4. 補聴器(ほちょうき):補聴器は、聴覚の損失を補うための補綴物です。耳の中に装着され、外部の音を増幅または調整して聴力を改善します。
  5. 歯科補綴:歯の部分的または完全な欠損を補うための補綴物です。入れ歯やインプラント、ブリッジなどのさまざまな種類があります。

私は歯科医師なので歯科の補綴を行いますが、クラウン、ブリッジ、部分入れ歯、総入れ歯、インプラントなど種類としては多岐にわたります。

日本補綴歯科学会はその歯科補綴の分野をまとめ、ガイドラインなどもだしている学術団体です。

 

朝一番に聞いた講演は理事長講演で補綴の価値についてのお話でした。

その中で皆さんにぜひお伝えしなくてはと考えたのは

補綴歯科治療は生命予後の延伸に貢献できるか?と言う論文の内容とその後を聞いた内容でした。

当院の患者さんには8020と言うのはとりあえずの目標であったためそこが厳密に良好な結果をもたらす

訳ではなくきちんと咬める歯がどれだけ生涯にわたって残っているかが大切でありその歯を守っていきましょう

とお話をさせていただいておりますが、実際、機能歯数(きちんと咬むなどの働きをできる歯の数)が生命予後

の延伸に影響しそれが高血圧などに比べてより大きな影響があるという研究結果のお話でした。

具体的には

_pdf (jst.go.jp)

こちらの論文とその他の話のまとめでした。

私たちの歯は何のためなのか、ただ見た目が綺麗ならそれでいいのか。

私たち歯科医師は何のために歯科医業に携わっていて何が一番皆さんにとって大事なのか、どのように皆さんに

歯科医療従事者が貢献できるのかを改めて考えさせられた講演でした。

その後のシンポジウムでは咬合(かみ合わせ)に関しての考え方、入れ歯のどうしても痛く顎骨の吸収が大きい方への対応方法のガイドラインの話

また、当院で保険外の義歯治療を一緒に行っていただいている歯科技工士の先生の講演

新しいセラミックス材料と既存の材料の利点欠点、基礎から臨床、経時的管理などの話をききました。

ある講演では若い先生が全部の歯を抜歯してボーンアンカードブリッジと言うものに変えてしまっている症例に対し座長の先生が歯を残す事への重要性を厳しくご指摘されている事などもありました。

過去に私の師に「知らないものは見えない」と教えられたことがあります。

当院のスタッフにも同様の事を教えております。

私も含めた当院スタッフはもちろん、患者さんにも知らないものは見えません。

ただ、患者さんが困られた時にはすでに何か新たな歯科疾患もしくは口腔の問題が大掛かりな治療になったときは期間、費用とも大きくかかってしまいます。そのうえもとに機能が戻らないこともあります。

私たち歯科医師は患者さんの客観評価をし患者さんに様々なお口に関する知識を持っていただく事がとても大切だとおもいます。

患者さんも知らないことはわからないし理解できないのは当然だと思います。

これからも当院の患者さんには新しく、確からしいエビデンスに基づいた情報をお伝えして、咬める歯、衛生的な口腔内をご一緒に守っていければと考えております。

長津田おおや歯科

大屋 学

 

 

5月20日の診療に関しまして

2023年5月20日

おはようございます。

 

横浜市緑区長津田みなみ台にあります長津田おおや歯科の院長の大屋です。

 

本日は、日本補綴歯科学会学術大会参加の為、院長不在とさせていただきます。

本日の診療はDr古賀の診療になります。

よろしくお願い申し上げます。

長津田おおや歯科

院長 大屋 学

桃の花を頂きました

2023年3月6日

こんにちは。

少しずつ暖かくなり春らしさが感じられる頃となりましたが皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

横浜市緑区長津田みなみ台のスーパービバホーム2F

長津田おおや歯科

院長の大屋です。

 

本日患者さんより桃の花を枝で頂きました。

春は花粉の季節で嫌だなと日々感じておりましたが、

 

新緑の芽吹きと花をみると、医院の中でも春を感じ、なんとなく清々しい気持ちになりました。

 

 

 

 

↓スタッフそれぞれも枝からお花を切り分けて花瓶にさしてみました。

 

 

自然の枝ぶりがあり。それを生かして入れるのは難しいですね。

とりあえず私はセンスが無いことはわかりました。

歯科の治療ももちろんですが、お花のセンスも少し精進していこうと思っております。

 

義務教育の内容の重要性 物質の循環 から お口の機能、食べる事の重要性①

2023年2月24日

こんばんは。

横浜市緑区長津田おおや歯科の院長の大屋です。

 

 

本日は少し基本的なお話をさせて頂ければと思います。

私は大学生時代、歯学部の1年生から6年生までの6年間

県立高校を受験する中学生の塾の講師のアルバイトで算数、数学、理科を教えておりました。

 

当時は20代ということもあり大学の授業が終わってから通学電車に飛び乗り

1クラス20人くらいの教室で大声を出しながら気合で授業をしておりました。

 

歯科医師になっていろんなお話を患者さんにする中で、その当時に中学生に教えていたことの

根本的な大切さを感じた内容を本日はお伝えしたいと思います。

 

(数研出版のWEBサイトより引用)

 

こちらは、当時私が中学生の理科で教えていた「物質の循環」という内容です。

当時はこの図単体で教えおりました。

 

中学校の最初の方では植物の光合成を学びます。

植物は水と二酸化炭素と日光で光合成を行いデンプンと酸素を作る

と習います。

 

 

次に動物の消化を学びます。動物は生きるためにものを食べて消化して吸収すると。

消化器官の流れ、消化酵素などを覚えます。

 

そしてそのまとめとして、

 

自分で栄養を作れるものは生産者と言い、光合成を行い有機物を作る。

自分で有機物を作れないものは外部から摂取するしかないので消費者と言う。

 

消費者の中でも草など植物から栄養を取るものは草食動物、草食動物をから栄養を取るものは肉食動物。

 

そしてそれぞれの死骸などを分解するものは分解者と言い有機物から無機物に分解してし、自然に返す。

その流れとは別に呼吸と言って酸素を吸って二酸化炭素を出す。その二酸化炭素を植物が光合成でしようする。

というような流れを教えていました。

 

 

歯科医師になり、患者さんにお口の機能の大切さを話していたある日、この図をふと思い出し

虫歯や歯周病などでお口の機能が落ちた場合この有機物の流れが

消費者である我々のお口の機能が低下することで断ち切れてしまうとつながりました。

 

義務教育を受けているときは勉強したくないな、こんなこと勉強して将来何になるんだ

と思うことが多々あり、実際に生徒からもその声を聴くことがありました。

 

しかし、今の私は日々食事をしているヒトはこの流れの中にいて

お口の機能が虫歯や歯周病でなくなってしまうと、この生物界での物質の循環が止まる。

ということにつながり義務教育で習う内容の大切さを大人になってから再認識させられました。

 

歯周病だから、虫歯だからそれを直すために治療するという小さな話ではなく

その治療により消費者として従属栄養生物として外部から栄養を取る為の機能を守っている。

その為に治療に来院頂き、また予防をしていくと皆様にご認識いただければと思っております。

 

機会があれば中学校3年生の患者さんには受験勉強を兼ねてご来院時にこのような話をしているときもあります。

大人になってから義務教育の内容を振り返るととても大切な内容を習っていたんだなとあたらめて気づかされました。

 

長津田おおや歯科

大屋 学

 

 

 

 

 

当院が大切にしている事、皆さんにお伝えしたい事

2023年2月23日

こんばんは。

横浜市緑区長津田みなみ台にあります

長津田おおや歯科の院長の大屋です。

 

これから、当院が大切にしていること、皆さんにお伝えしたいことをこれからこの場を借りて書いていきたいと思います。

 

当院では全顎のレントゲンや歯周病検査を希望された方には後日、レントゲン検査、口腔内写真検査、歯周病検査の結果をお話をするとともに、お口の健康の大切さをお話させて頂いております。

なぜこのような形にさせていただいているかと申しますと、

 

私の生い立ち、学生時代の学び、歯科医師になってからの患者さんとのお付き合い、勤務先での経験、様々な勉強会に参加した学びと人との出会いからです。

 

過去の私の常勤の勤務先は2件とも院長と私とスタッフさんで毎日100人以上の患者さんがいらっしゃる歯科医院に勤務をさせていただき沢山の方々のお口の問題に関して関わらせて頂いてきました。

 

それぞれの歯科医院には医院の理念があり、方針がありそこに患者さんが来院されていました。

 

私が歯科に関わる前の幼少の頃のから大学入学前までと、

大学の歯学部に入学~今日まで歯科医療に携わってきた現在までで

 

知った事、気づかされた事、変わった事、患者さんから教えて頂いた事が沢山ありました。

 

その過程で私が何ができるか、何をすることが一番大切かと考えたときに

見てきたこと学んだことを皆さんにお伝えしてお口の機能の重要性とそれを失う前に守る事(予防すること)の大切さをお伝えすることが何よりも重要であると思うようになりました。

 

結論としてお伝えしたい事は、

 

①お口は体の一部で、消化器官の一部であり、その他発音など様々な重要な口腔機能がある。

その機能を虫歯、歯周病などで失ってしまうといろいろな手段で代替を試みるがご自身の健康な状況に回復できないこともある。結果十分な栄養を取ることができずオーラルフレイルという状態になる。

②口腔衛生状況が損なわれるとお口が微生物(細菌など)の培養器になってしまいその微生物が肺に落ちれば誤嚥性肺炎などになり微生物による炎症が続いていればそれにより全身疾患への影響がある

ということです。

 

それぞれの事を皆様にご理解いただき、お口の健康に興味を持っていただく事、予防の意識を高めていただく事。機能が低下してしまった方には残った機能の維持、機能回復のお手伝いをする事

 

が私が歯科医師として社会に貢献できる最も大切なことだと考えるようになりました。

 

 

人は困ったときに初めて失ったものの大切さを気づきますが、そのころにはもとには戻すことはできないことが多いと思います。

 

私は歯科医師としてお口の健康を失ってから困られている方を沢山拝見してきました。

どうにかお力になれたこともありますし、私の力不足もありどうにもできなかった方もいらっしゃいました。

 

少しでもよりよい歯科医療を皆さんにご提供できるよう勉強をしておりますが

 

何よりもかけがえのないものは、その人自身の成長の過程で整ってきた歯を含めたお口の健康を守る事だと思っています。

 

 

日頃の診療の中で皆さんのお時間を頂いてその内容をお伝えしたいと思って色々お話をさせていただいておりますが、どうしても時間に限りがある為、今後このブログを通して情報をご提供できればと思っております。

よろしくお願いいたします。

 

長津田おおや歯科

大屋 学

 

大学院でお世話になった今井教授の研究がアメリカ医師会の雑誌に載られました

2023年1月29日

こんばんは。横浜市長津田みなみ台のスーパービバホーム長津田店にあります

長津田おおや歯科、院長の大屋です。

 

年末に私が大学院時代にお世話になった大学の今井教授の研究がアメリカの医師会の雑誌に掲載されるとの事

で教授より教えて頂きました。

 

教授は日本の歯科の中ではウイルスの第一人者であるとともに、いつも気さくに接してくださる

とても優しい方です。

 

身近な方が活躍されているのを拝見すると、とても嬉しかったとともに

私も今年も頑張らねばと勇気づけられました。

今年も通院される患者さんに少しでも貢献できるよう精一杯頑張っていきたいと思っております。

 

日本大学歯学部 感染症免疫学講座/総合歯学研究所 生体防御部門 (nihon-u.ac.jp)

SARS-CoV-2 Omicron Variant in Human Saliva Samples in Cell-Free Form | Infectious Diseases | JAMA Network Open | JAMA Network

研修の為お休みにさせて頂きます。

2022年12月9日

こんばんは。

横浜市緑区長津田みなみ台、スーパービバホーム長津田店2Fにあります長津田おおや歯科の院長の大屋学です。

12月になり、寒くなってまいりましたが皆さま、ご体調はいかがでしょうか。

 

11月20日、21日は休診にさせて頂き、所属させて頂いております、

みなとみらいインプラントアカデミー主催の公益社団法人日本口腔インプラント学会指定認定講習会の最終回を受講させて頂きました。

朝6時半に自宅をでて訪れた田町にあるインプラントメーカーのストローマンの本社ではツリーに出迎えてもらい

最終2日間を過ごすことで、無事に年間のコースを修了することができました。

今回は年間コースを受講させて頂き、最前線でご活躍されている先生方や様々な大学の教授陣のお話も拝聴することができ、自分の知識を深める事ができました。

 

 

 

先週土曜日は午後休診にさせて頂き、

横浜市歯科医療保健センターの診療部長で歯科麻酔専門医でいらっしゃる鈴木將之先生を

医院にお招きしましてスタッフ全員で参加して院内救急セミナーを実施しました。

 

当院にご来院の患者さんは0歳~99歳まで幅広い患者さんにご来院頂いております。

 

ご高齢であったり、全身疾患をお持ちの患者さんが万が一歯科診療中、前後で体調を崩されたりした場合の対応に関して2時間の座学と1時間の実地訓練を行いました。

 

私も以前より学んでいたつもりですが、新しい知識を得る事が出来るとともに、おおや歯科のスタッフ全員で

緊急時の対応を的確に、迅速に行うことをできるよう引き続き努力をしていかなくてはいけないとスタッフ一同

考えさせられた一日でした。

 

ご多忙の中当院にお越し頂き、ご指導頂きました鈴木先生には感謝しております。

 

 

 

 

明日、明後日は

世界でご活躍されている寺内 吉継先生、ご主催のDental Arts Academy にて

以前受講させて頂いた、米国式根管治療I~イニシャルエンドを極める~の続きで

 

米国式根管治療Ⅱ~リトリートメントを極める~

のセミナーを受講するために休診にさせていただいております。

 

皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、よりよい歯科治療をご提供できるよう精一杯学んできたいと

考えております。ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

 

長津田おおや歯科

院長 大屋 学

 

 

 

 

本日は消毒滅菌器のメンテナンスです

2022年11月10日

こんにちは。横浜市緑区長津田みなみ台スーパービバホーム2Fにあります長津田おおや歯科の院長の大屋です。

本日は休診日ですが当院の消毒滅菌器の年1回のメンテナンスを行ってもらっております。

 

5時間くらいかかるようで機械を引きだして分解、清掃、各部品のチェックなども行ってもらっております。

 

当院では一般的な医院に設置してあるクラスN滅菌器だけでなく、ドイツ消毒滅菌専門の会社であるMELAG社

(https://www.melag.com/ja/%E8%A3%BD%E5%93%81/instrument-reprocessing-dentistry)

のウォッシャーディスインフェクター、クラスS、クラスB滅菌器を用いて患者さんに用いる器具の再生利用の消毒滅菌をおこなっています。

 

 

たまにクラスB滅菌器が高水準と言う話もございますが、水準が高い低いではありません。

医療機関で用いている滅菌器にはいくつかの種類がありますが、歯科医院でメインで使われている滅菌器はオートクレーブと言われていますが、

高圧蒸気滅菌器もしくはスチームステリライザーが正式名称です。

 

高圧蒸気という位なので蒸気によって滅菌するものであり、クラスN,S,Bと言うのはその蒸気が中空構造の蒸気到達率によって分類しているだけのものです。

このようにいろいろなものが有ります。

そのような点も踏まえそれぞれの器具の汚染具合、性状により的確な滅菌方法を選択しております。そのような理由で当院では複数台の消毒滅菌器を設置しております。

 

また当院ではウォッシャーディスインフェクターというものも導入しております。

これは食洗機と勘違いされる歯科関係者もいらっしゃいますが、洗浄および熱水消毒も行え、なおかつ消毒薬による作業従事者への暴露も最小限に出来る優れものです。

まだ手洗いで器具洗いをしている医療機関も多いですが使用後の器材からの暴露から作業従事者を守るためにはこのような器材があると医療機関のスタッフを守ることが出来ると考えて当院では導入しております。

町のいち歯科診療所にできる限界もありますが、当院にいらしゃる患者さん、スタッフにできる限りの感染対策をしていきたいと考えております。

MMインプラントアカデミーの 研修会に参加させて頂きました。

2022年10月16日

 

こんばんは。横浜市緑区長津田みなみ台に有ります長津田おおや歯科の院長の大屋です。

昨日、本日と2日間休診で皆様にはご迷惑をおかけしました。

 

昨日は MMインプラントアカデミーの講義に参加させていただき

岩手医科大学 補綴インプラント学講座 教授の近藤 尚知 教授

昭和大学歯科病院 病院長 歯科補綴学 馬場 一美 教授

元東京医科歯科大学インプラント外来 春日井 昇平 教授

の3人の先生から口腔インプラント治療のデジタル化の現状、限界、具体的な利用法

最新の骨再生の考え方などの講義を拝聴しデジタルの良いところと、まだまだ今までの治療法に敵わない部分なども再度確認することができました。

デジタル機器を利用すると画面上に素晴らしい3D画像が出てくるので完璧なように思ってしまいますし、歯科の業者は精度も高く素晴らしいと営業をしますが、その実際をエビデンスベースで話を伺うことができました。

色々な話を伺い、今後、歯科界で出てくるデジタル技術の導入も積極的に考えていかなければと改めて思うと共に、歯科治療の仕事はμm単位の仕事なのでまだまだ現状の部分ではこれまでの方法の方が精度の部があるなと再確認した部分もありました。

 

本日は、朝から夕方まで田町のストローマン株式会にて

施設長の勝山 英明先生のご指導を仰ぎながら

 

インプラント埋入のデジタルプランニングの考え方とプランニング

Straumannガイデットサージェリーの実習を受講して参りました。

 

本日も勝山先生よりデジタル技術のメリット、優れた点とまだまだデジタルのみでは厳しい部分も伺い、精度の面では今までの印象採得、咬合採得、フェイスボートランスファーの方が優位である点を伺うとともにインプラント埋入プランニング時の考え方や様々な切開、縫合方法なども学ぶ事ができました。

 

先日患者さんより「歯の型取りの時に先生がずっと押さえていたのが初めてです」「なんか意味があるのですか?」と、お2人位の方からお話いただきました。

歯の型取りの時は印象材という型とりの材料が硬化する間に動いてしまうと変形して適合の良い詰め物や被せ物を歯科技工士さんが作成することができません。

そのような理由で硬化時間を待つ間は患者さんに噛ませたりすることなく押さえて極力動かないように押さえるという事を心がけております。

一見、地味な事ですが最新のデジタル技術よりも上記のような地味なことの積み重ねが現状のデジタル技術よりも精度が高いということを今回のセミナーを受講して改めて思わされました。

 

皆様に口腔機能が低下する虫歯や歯周病のリスクなどをご説明してご理解いただき、当院がお手伝いをさせて頂きながら健康なお口の中を守って行きたいと考えると共に、

大きな治療介入が必要な患者さんには良い歯科医療を受けて頂けるよう今後も学び研鑽していきたいと思っております。

 

来週日曜日も部分入れ歯のセミナー受講のため休診とさせて頂きご迷惑をお掛け致します。

よろしくお願い申し上げます。

 

長津田おおや歯科

大屋 学

 

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