ブログ|横浜市緑区長津田で歯科・歯医者をお探しの方は長津田おおや歯科まで

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より精密な咬み合わせの取り方の実習セミナーを受講しました。

2022年8月12日

連日暑い日が続きますが皆さまいかが過ごしでしょうか?

長津田みなみ台のスーパービバホーム長津田店2F 長津田おおや歯科

院長の大屋 学です。

 

昨日はオンラインにて、勉強させていただいている修練会の実技実習のセミナーをスタッフと技工士さんと受講いたしました。

内容はかみ合わせの実習です。

 

当院では日ごろから、お口の中の問題が起きてからでは遅く、オーラルフレイルになり人生の後半噛めなくて困ってしまうというお話を皆様にさせていただいておりますが、

今回の実習は実際に虫歯や歯周病などでかみ合わせがどこが本当に正しいのかわからなくなってしまった場合のかみ合わせの取り方の内容でした。

実際に歯科治療では旧来通りの型取りの材料による型取りでも、最新のデジタル口腔内スキャナの方法でも、上の顎の型をとり、下の顎の型をとり、そしてその上下の顎の位置関係

を記録することで、そのかみ合わせの中で歯科技工士さんが詰め物やかぶせ物を作ってくれます。

患者さん方はあまりご存じない部分ですが詰め物、かぶせ物を作成する場合は

型取り、噛み合わせの採得(歯科医院)→詰め物、かぶせ物の作成(歯科技工所)→お口の中にセット(歯科医院)

という流れで行われております。

 

実はこの型取り、噛み合わせの採得には数々のエラーが起こりやすく、実際に全く誤差なく行うことは最新のデジタル機器でも困難です。

特に噛み合わせの採得は実際に現在噛んでるかみ合わせが正しかどうか、どこでとればよいか。

 

など様々な問題があり大学の授業でも噛み合わせの授業は学生があまり好きな分野ではなく、実際に歯科会でも様々な議論が現在なおある分野です。

昔はナソロジーと言って顎関節を中心に考えてかみ合わせを考えるべきだという話もありました。

 

歯科技工士さんが詰め物、かぶせ物を作成するときは、

型取りをした上下の顎のコピーを、取得したかみ合わせに合わせて上下のかみ合わせをさせて作成するのですが、

技工士さんがどんなに精密に作成しても上下の顎の型取り、噛み合わせの取り方、などの誤差の分だけ誤差がでてしまいます。

 

今回はかみ合わせをより正確にとるためのCBTDという特別な装置を用いて行う噛み合わせのとりかたを習いました。

スタッフと技工士さんと終日一緒に様々な実習をさせてもらいましたが患者さんの精神状況、噛み合わせの取り方によってここまでの違いがあるのか!ということをとても感じた一日でした。

保険治療の枠組みにはない方法ですので保険外治療にはなってしまいますが、必要な方には行っていけるようにしたいと思っております。

 

長津田おおや歯科

院長 大屋 学

 

 

 

 
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